薪ストーブの煙突掃除(初)

チムチムニー、チムチムニー、チムチーチェリー

わーたーしーはえんとーつ掃除屋さん~

 

最近イマイチ燃え具合がよくないので、煙突掃除をしてみることにしました。

10月中旬から使用しているので、3カ月は経過しています。どれだけ煤が溜まっているでしょうか~。

続きを読む

薪ストーブ 投入する薪の大きさの検討

薪ストーブの横でブログの更新をするようになりました。

ここが部屋の中で一番ストーブからの熱が伝わる、温かい場所のようです。

IMG_1220

薪ストーブ(時計型ロケットストーブ)の焚き始めから、火力が安定するまでの調整に色々苦心していたのですが

投入する薪のサイズを小さめにすることで、比較的安定した運転ができるようになりました。

 

これまで投入していた薪のサイズから、さらにもう半分に割った細い薪を使ってみました。

杉などの柔らかい木は着火はいいですが火持ちはしません、逆に固い木は着火はしづらいが火持ちがいいです。

(写真左は固い木、右は柔らかい木)

IMG_1219

最初は焚き付けとともに、短めの柔らかい木をメインに投入します。

ストーブ内に熾火ができ、木にすぐ着火する程度に火力が安定してきたら長い薪や固い木を投入していきます。

さらに安定してきたら大きい薪を投入しても燃えるようになります。

 

安定した火力になると煙の吸込みが強力になるので、長い薪から出てくる煙もどんどん吸い込まれ、部屋に煙が広がることはなくなりました。

(薪が長い場合は、空気の吸込み側の調整が必要な場合もあります)

 

外気温が約3~4℃で、部屋内は薪ストーブから離れた場所にある温度計で13℃くらいです。

ストーブの周辺はもう少し暖かいので、部屋の中はそこそこ生活できる温度にはなっています。

IMG_1221

 

薪ストーブ 煙突の継ぎ足し

12月に入りました。

最近では夜の気温が3℃くらいになるなど、かなり寒くなってきました。

 

寒くなるにつれて暖房の重要度が上がってくるのですが

自作薪ストーブの燃焼具合を改善するために、煙突を継ぎ足して延長しました。

 

延長前

IMG_1061

延長後

IMG_1208

横に60cm、縦に1mほど延長しています。

おおよそ1m延長するごとに2500円かかります。(煙突径φ106mm)

ただ、煙突の施工自体は差し込むだけなので、煙突の固定と合わせて1時間くらいで完成します。

 

煙突延長後は、ロケットストーブの燃焼の要である「炎の引き具合」がよくなったように思います。

冬支度が着々と進んでいきます。これで年を越せるかな・・・。

一酸化炭素警報器の設置~薪ストーブ用

寒い日が少しずつ増えてきておりますが、薪ストーブを使うにあたり特に心配なことがありました。

それは薪ストーブ使用中に気付かないうちに一酸化炭素中毒が発生し、そのまま逝ってしまうことです。

 

そんなわけで、一酸化炭素警報器を購入しました。

IMG_1185

警報音は85DBと結構な大音量、これなら寝ていてもビックリして起きられそうです。

そもそも、警報器が作動するような状況にならないことが一番なんですけどね。

時計型ロケットストーブ温度分布

暦は霜降となり、秋も終盤に入りだんだんと寒くなってきました。

 

少しずつ改善やらを行っているので、ヒマがあれば連日ストーブを焚いています。

今回は時計型ロケットストーブの温度分布を記録してみました。

 

時計型ロケットストーブの暖まり方は、本体がじんわりと温まり、周囲を温めていくもので

一気に部屋を暖めたいような使用方法には不向きです。オイルヒーター的な暖まり方のイメージです。

 

温度測定は燃焼が落ち着き、熾火がメインな状態で行ないました。

 

1.天板:約130℃ やかんを置いてお湯を作り、お茶や湯たんぽなどに利用しています。

IMG_1176

2.ストーブ本体上部:約75℃ 近づくとじんわりと温かいです。

IMG_1177

3.ストーブ本体下部:約78℃

IMG_1179

4.ストーブ出口、煙突入り口部分:約66℃

IMG_1180

5.煙突

煙突はステンレスのため、所有している非接触式の温度計では反射するためか

触った温度と表示される温度に結構な差があったので、写真は撮りませんでした。

 

参考:煙突を触った感覚

煙突室内直立部:手の平で触れますが、長くは触れない熱さです

煙突室内出口部:直立部より少し温度が下がります

煙突室外部:室内から出た部分では体温より少し高いくらいですが、離れるにつれ冷えていきます

 

翌日の朝、ストーブ内の薪は燃え尽きていますが、ストーブ本体はほんのり温かかったです。

 

ストーブ内部:約50℃ ストーブ本体も体温程度に温かかったです。

IMG_1172

天板:約30度 やかんをのせていましたが、中の水はぬるま湯程度でした。

IMG_1170

 

 

薪ストーブ周辺ツール

我が家で使用している薪ストーブの周辺ツールをご紹介します。

IMG_1139

メーカー品を買うと結構高いので、できるだけホームセンターと在庫品でまかなってみました。

IMG_1140

ツールスタンドの左から

・火ばさみ(キャンプ用品)

・炉内引っ掻き棒(ペール缶の取っ手を再利用)

・灰のかきとりスコップ(100均)

・小型ほうき

 

ツールスタンドは2×4材にアングルとフック(ポリカ波板用)をつけて、レンガで重石としています。作成時間は10分です。

 

IMG_1141

耐熱手袋

Amazonにて購入したものですが、燃える炉内の薪を整えたりするので、火傷防止のために使います。

煮えたった鍋を運ぶのにも使えます。

 

ガスバーナー

普通の薪ストーブと比べてロケットストーブの着火は、多少メンドクサイ+紙などの軽い灰がでるものをあまり燃やしたくないので、カセットガス式のバーナーで着火しています。

「寿司ネタの炙り」にも使えるそうです。

IMG_1138

温度計

非接触式の温度計です。ストーブの各所の温度を測定しています。

金属面などは反射して正しい数字にはならないようですが、目安の温度を把握する手段として使用しています。

 

薪ストーブ 室内試運転

煙突工事も終わり、寒い日も増えてきたので、自作薪ストーブの室内試運転を行いました。

IMG_1116

自作した薪ストーブは時計型ストーブ(鋼板製)の中に耐火レンガのロケットストーブを組み込んだものなのですが、燃焼を行ったところ炎がヒートライザーに引かれて、吸い込まれていくように燃えています。

 

焚口の部分が、前回の燃焼試験では煙が逆流してきたため懸念があったのですが、設計通りの設置で問題ありませんでした。今のところ焚口の円筒は固定していないのですが、そのうち着脱可能な固定をしようと思います。

 

木の水分が多い場合に(?)、焚口から煙が漏れていました。運転に致命的な影響は出ていないので、

今後運転をしながら対策を考えていきたいと思います。

IMG_1112

天板部分は鍋ややかんを載せられるので、温水や煮込み調理に使えそうです。

 

薪は焚口の円筒から縦向きに入れます。下の部分が燃え、重さで少しずつ下に落ちていく仕組みです。とはいえ、あまり長い薪はどう燃え落ちるかわからないので、ほどほどの長さがいいようです。

薪を作る際に40cm程度に揃えています。

 

時計型ロケットストーブの暖まり方はじんわりと暖かい、オイルヒーターのような暖まり方です。ストーブ本体はさほど高温にならないため(100℃程度)、周囲の物が燃えてしまう温度にはなりにくそうです。

ただし、ストーブに近い木材部は石膏ボードで熱を遮るなどの対策をしています。

 

煙突の温度はストーブからの立ち上がり部で、手で触れられる程度です。

耐熱ガラスから燃焼の様子が見えるので、燃えている炎を眺める楽しみが増えました。

IMG_1115

寒い日は、炎を眺めながら、心地よい音楽を聴き、お酒をちびちびとやるのが楽しみです。

ひとまず、薪ストーブはこれで完成となり、一段落つきました!

 

これで安心(?)して冬を迎えられます。ホントに引っ越してきた4月は、雪が降るなどで寒くて大変だったので、ようやく部屋の中に熱源を持てて安心です。

暖房用の時計型ロケットストーブ製作記録

我が家は40年ですが、日本家屋的な作りとなっており、畳の下がコンクリートでなく土なため、あまり気密性はなくスカスカと思われます。

夏は良いかもしれませんが、冬は寒そうなので(4月でも辛かった(T_T))、家の中に熱源として時計型ロケットストーブを作ろうと計画しました。

 

夜な夜なインターネットや書籍で情報を集め、だいたいの構想を練ります。

(これだけで1週間くらい、あーだこーだ考えています)

そしてジョイフル本田で1日歩き回り、構想と材料を合わせま、フードコートで設計に問題ないか確認します。

その後ジョイフルに戻り、材料を購入します。これで一日終わります。

IMG_3208

【購入したもの】うろ覚えですが…。

・時計型ストーブ 5000円

・耐火レンガ製の筒 3000円分程度

・耐熱パテ(薪ストーブ用) 2000円

・パーライト(28L) 850円

・ペール缶×2 もらいもの

 

完成イメージをつかむために、材料を組んでみます。

IMG_3205

組んでみて問題がないようなので、レンガ筒に穴あけを行います。

ディスクグラインダーは持っていないので、ドリルにレンガ用のビットをつけてひたすら穴を開けていきます。

割と簡単に穴あけできました。穴あけ後、レンガ筒の水平と垂直を耐熱パテでくっつけます。

IMG_3209

耐熱パテが固まるまで、2日ほど待ちます。

 

次にホームセンターで購入したガルバニウム鋼板を万能はさみで切断して丸めて円筒にします。円筒の一つはヒートライザーの断熱用、もう一つは焚き口用になります。

IMG_3220

こんな単純そうな円筒を作るのに試行錯誤して、2つ作るのに3時間以上かかりました(;^ω^)

IMG_3221

円筒をストーブのヒートライザー部分(垂直部)にセットします。だんだんと完成が見えてきます。

IMG_3224

レンガ筒と鉄板の間に断熱材としてパーライトを詰め、隙間を耐火モルタルで埋めます。

耐火モルタルは、庭に転がっていた壊れた羽釜で練りました。この程度ならバケツでも練れると思います。

IMG_3225

ヒートライザーの上部を耐火モルタルで埋めていきます。

IMG_3226

その他の隙間も残りの耐火モルタルで埋めていきます。

IMG_3227

ヒートライザーを包む鉄板の外側にペール缶を2個つないだものを被せて

時計型ストーブの天板を載せます。

焚口にも鉄板の円筒を載せて、ひとまず完成!

IMG_3228

一応完成したものの、雨が続き燃焼試験ができませんが待つこと2週間、ようやく晴れ続きになったので燃焼試験を行います。

夏の炎天下にストーブの燃焼試験なんてやるもんじゃありません。

汗がどんどん流れて水分が奪われていきます。

IMG_3262

焚口の筒は装着すると、焚口で炎上してしまうので取り外しました。

接合箇所が甘く、所々から煙が漏れました。けっこうモクモクしたのですが、隙間を耐火モルタルで埋めるなどで改善すれば使えそうなので、ひとまず本日の燃焼試験は終了。暑くてこれ以上はやっていられません。

IMG_3265

外側のペール缶部分の温度は193℃です。太陽もギラギラしているのでより熱くなっているのかもしれません。

 

IMG_3263

時計型ストーブの蓋を耐熱ガラス窓付のものに取り換え、中の炎が見えるようにしました。この炎のゆらめきが冬の寒い季節にじんわりと心を暖めてくれると信じています。

(耐熱ガラス窓は2000円程度)

 

このストーブは室内で使用するつもりなので、一酸化炭素で逝ってしまわないように警報器でも付ける予定です。

夏にこれ以上やる気にはならないので、煙突工事は秋になってからやるつもりです。