煙突工事も終わり、寒い日も増えてきたので、自作薪ストーブの室内試運転を行いました。
自作した薪ストーブは時計型ストーブ(鋼板製)の中に耐火レンガのロケットストーブを組み込んだものなのですが、燃焼を行ったところ炎がヒートライザーに引かれて、吸い込まれていくように燃えています。
焚口の部分が、前回の燃焼試験では煙が逆流してきたため懸念があったのですが、設計通りの設置で問題ありませんでした。今のところ焚口の円筒は固定していないのですが、そのうち着脱可能な固定をしようと思います。
木の水分が多い場合に(?)、焚口から煙が漏れていました。運転に致命的な影響は出ていないので、
今後運転をしながら対策を考えていきたいと思います。
天板部分は鍋ややかんを載せられるので、温水や煮込み調理に使えそうです。
薪は焚口の円筒から縦向きに入れます。下の部分が燃え、重さで少しずつ下に落ちていく仕組みです。とはいえ、あまり長い薪はどう燃え落ちるかわからないので、ほどほどの長さがいいようです。
薪を作る際に40cm程度に揃えています。
時計型ロケットストーブの暖まり方はじんわりと暖かい、オイルヒーターのような暖まり方です。ストーブ本体はさほど高温にならないため(100℃程度)、周囲の物が燃えてしまう温度にはなりにくそうです。
ただし、ストーブに近い木材部は石膏ボードで熱を遮るなどの対策をしています。
煙突の温度はストーブからの立ち上がり部で、手で触れられる程度です。
耐熱ガラスから燃焼の様子が見えるので、燃えている炎を眺める楽しみが増えました。
寒い日は、炎を眺めながら、心地よい音楽を聴き、お酒をちびちびとやるのが楽しみです。
ひとまず、薪ストーブはこれで完成となり、一段落つきました!
これで安心(?)して冬を迎えられます。ホントに引っ越してきた4月は、雪が降るなどで寒くて大変だったので、ようやく部屋の中に熱源を持てて安心です。