おはようございます。
本日はホームセンターのサービスを活用したDIYを紹介します。
ホームセンターを上手に利用するとDIY は格段に簡単になります。
今回は、友人から机のフレームをもらったので、机の天板をDIYしたいと思います。
【おおまかな手順】
1.大まかな設計図を書く
机としての利用ではなく、上に荷物が多ければ良いので、すのこ状のものを作ります。
設計図と書きましたが、とんち絵のようなもので十分です。
私の設計図(?)はノートの端の落書きのようですが、これで十分こと足ります。
2.材料の寸法を図る。木取り図を作成する。
- 木取り図(名称は色々あり):決まった長さの材料から、必要な部材をどの長さで切り出すかを示したもの
今回使用する材料の1 × 4材(厚さ19ミリ、幅89ミリ)を枠に合わせて配置してみます。
枠の内側の幅が1,240ミリ、奥行きが705ミリです。
1 × 4材を10枚並べると幅が890ミリとなります。そして、板の隙間を合計350ミリとすると、890 +350 = 1,240となり、枠の内側の幅1,240ミリと同じ寸法になります。
木材の長さは奥行きと同じく、705ミリとします。
今回購入する木材の長さは約3,660ミリですので、木材1本から705ミリの板は5枚取れます。板を10枚取りたいので、木材は2本必要になります。
2 × 4材は主に1,820ミリ、3,660ミリの長さのものが市販されています。
材料に対して切断する長さを示したものを、私は木取り図と呼んでいます。
3,ホームセンターで材料を購入する。材料を木取り図のように加工してもらう。
私がよく利用しているホームセンター(ロイヤルホームセンター)では、会員になると木材の直線カットを無料で10カ所までできます。通常は1カット50〜100円です。
大きなホームセンターではパネルソーと呼ばれる自動の切断機があり、長さを入力すると、かなり正確にスパスパ切ってくれます。
近所の小さなホームセンターではバイトの兄ちゃんが適当に機械で木材を切って、木材をガタガタにされたこともあります(笑)。その頃は経験が浅かったため、そのまま気づかずに持って帰り、組み立て時に苦労しました。
天板の板はこれで加工完了ですが、天板をつなぐための板も購入しておきます。この板は現物合わせとしますので、1,820ミリの物を購入しておきます。
4.家に持ち帰り、材料を枠の上に並べてみます。
次の工程で板を接合するため、今は裏返しの状態としています。板のきれいな面を下側に配置します。
ここで板の隙間を調整します。正確に数字を測ってもいいですが、並べて違和感のないようになっていればオッケーです。
(ちなみに、板の隙間は約38.8ミリです)
5.並べた板を接合します
並べた板の上に、1,820ミリの板を載せます。枠から出ている部分に印をつけ、ノコギリで切ります。
板をネジで接合します。
ネジの接合には電動ドリルがあると便利です。
私はボッシュ製の電動ドリルドライバーを愛用しています。(
バッテリー2個付で約1万円)
6.仕上げ
接合したものを裏返して机の天板の完成です!枠との寸法もピッタリとできています。
切り口がガサガサになっている箇所は危ないので、紙ヤスリをかけて仕上げます。お好みによって塗装、オイル仕上げなどを行います。
紙やすりは番号が大きくなるほど目が細かくなりますが、今回は200~300番程度の紙やすりでいいと思います。
今回は室内で使用することもあり、無塗装としています。(天気が悪いため、やすりがけは後日します)
7.組み立てに要した時間
このDIYでは材料の切断をホームセンターに行っているので、組み立て時間は1時間程度で完了しました。
ホームセンターを上手に使うとDIYが劇的に楽になるので本当にオススメです。単純な直線カットでも10カ所を自分でノコギリで切る場合、結構疲れて嫌になります。
ただし、混雑しているホームセンターでは加工の待ち時間が2、3時間かかるところもありますので、注意が必要です。
ホームセンターでは電動工具の貸し出しを行っていたり、工作室があったりと、DIYのサポートを行っているところも多いですので、上手に活用して楽しいDIYライフをお過ごし下さい。