理想的な延長コードを作ってみる

我が家の電気配線は、ソーラー発電のインバーターから延長コードで部屋内のあちこちに引っ張っているのですが、足元にコードがゴロゴロしているため、時々コードに引っかかる状態が続いていました。

 

これを解決するには、理想的な延長コードを作るしかない!と思い立ち、作成することにしました。

 

【材料】 購入先:ロイヤルホームセンター

・VVFケーブル(1.6sq、2芯)×10m巻

・プラグ(縦方向自在)×1ケ

・コンセント(2口)×1ケ

・コンセント(1口)×1ケ

・絶縁テープ×1ケ(写真は2つ載ってますが、使ったのは黒だけです)

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よく使っているコンセントですが、器具の中はこんな状態になっています。

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新品のコンセントは、鉛筆で示す部分がプラスチックで塞がれているのですが、ケーブルを通す側はカッターやペンチで除去します。

ペンチで引っぺがしてみたらガタガタに割れてしまったので、カッターで切った方がキレイに仕上がりそうです。

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使う長さにケーブルを切断します。ダイソー製のペンチでは少々非力なようで、切断に少し苦労しました。

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プラグ、コンセントの端子にケーブルを接続するために、通称「輪作り」という加工を行います。

VVFケーブルの外装を剥ぎ、中の線(IV線)をペンチで直角に曲げ、先端を切ります。(写真の白線の状態)

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先端部をペンチで持ち、ぐるっと回して、色々こねくり回して、逆向きの?マークを作ります。

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作った輪っかを取り付けねじに取り付けて、完成です。

付け根の部分は、すこーしVVFケーブルの外装を剥きすぎたため、絶縁テープで巻いています。

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今回はプラグの部分をVVFケーブルで作りましたが、通常の家電で使われているようなVFFケーブルの方がケーブルが柔らくて、扱いやすいように思いました。

次回はVFFケーブルを使おうと心に決めました。今回はそのままにしておきます(笑)。

 

プラグと同じようにコンセントも輪っかを作ったケーブルを取り付けます。

外装(灰色の部分)を剥きすぎると中の線が露出してしまうので、コンセント容器の中で中の線が出るように外装を剥くのがミソです。

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そんなこんなで完成しました、約7mのコンセント2箇所付きの特注仕様の延長コードです。

VVFケーブルはケーブルが割と固く、曲がりにくいのがちょっと難点ですが、まあ問題なく使えます。

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この延長コードのおかげで配線がスッキリしたので、足元を気にする必要がなくなりました。

 

なお、総製作費は2000円くらいかかっていますので、市販の延長コードを複数購入して接続した方が安く・安全に済むかもしれません。

とはいえ、自分で設計・製作すると、状況にピッタリのものができます。

あとは自分で作っているので愛着が出てきます。愛着のある延長コードなんて普通の人は持ってませんよね(笑)。

 

そんな楽しい電気工作も失敗すると火災の恐れがありますので、実際に行う場合にはよ~く調べてから、自己責任で行って下さい。失敗したとしても使用前のチェック、試運転を入念に行うことでリスクを減らせます。