トイレの水没から復活したiPhoneですが、最近はバッテリーがおかしいです。
今回はバッテリー修理のキットを購入して、バッテリー交換をしてみました。
現状は、充電が50%残っていたと思ったら電源が切れていたり
はたまた満充電の時に10分程度電話をすると、ほぼ電池が空になったり
正直使い物にならない状態です。
電池予報RTというアプリではバッテリー寿命が31.2%となっていました。
修理屋さんにバッテリー交換を依頼してもいいのですが
トイレ事件の時に分解の様子を見せてもらったので、自分でやってみます。
色々修理の動画を見たり、工具・材料をアマゾンで調べましたが
最終的に今回の材料・工具は 自分で修理.com から購入しました。
アマゾンでも安い工具・バッテリーは買えるようですが品質が怪しそうでしたし
こちらは100日保証してくれるようなので、品質が安定してそうです。
バッテリー、工具がセットで2980円+税+送料で3500円くらいでした。
ちなみにiPhone5です。型により修理方法が違うのでご注意を!
工具はドライバー3本(星形、+、-)、ピンセット、吸盤
オープンツール2種(プラスチックの黒棒、青い三角ピック)、SIM抜き針、です。
取り外したネジが小さいため、失くさないようマグネットの裏面を使用します。
1.電源を落とし、SIMを抜きます
2.ライトニングコネクタ横のネジ(星形)を2本外します。
ネジが小さすぎて、ネジ穴にドライバーが入る感覚がイマイチわかりません(笑)
外したネジはマグネットにくっつけておきます。
3.前カバーを外します。ここが一番難しいという話があります。
吸盤をホームボタン近くに付けて、慎重に外します。
前カバーと本体はケーブルでつながっているので、力ずくでやると破断します。
まずは少し浮かせて、次に全体を浮かせていくと、パカッと開きます。
4.ケーブルを保護しているプレートを外します。
(バッテリーの右上のところ)
外したプレートとネジの位置関係がわかるようにしておきます。
ネジの長さが各々違うらしいですが、見た感じわかりません(笑)
5.ケーブルの端子を外します(3か所)
プラスチックのヘラを使って外していきます。手がプルプルします。
3か所外すと、上下が離れます
6.バッテリーのケーブルカバーを外して、ケーブルを外します。
7.バッテリー本体を外します
フィルムを引っ張りながら外します。これが手ごわい個体も多いそうです。
8.新しいバッテリーを取り付けます。これまでと逆の手順となります。
こちらが新しいバッテリーです
9.バッテリーケーブルのカバーを取り付けます
10.ケーブルを端子にくっつけます。強引にやると破壊してしまうので慎重に。
個人的にはこの作業が一番難しい気がしました。
11.ケーブル保護プレートを取り付けます。ネジの位置を間違えないように…
13.蓋を電源ボタン側から閉じて、星形ネジを締めて終了です。
最後に電源が入るか確認します。
リンゴマークが出たので、無事に復旧完了です。
今回の作業で使った工具は主に右側の5点でした。
たまーに分解する程度では、これくらいの精度の工具で十分でしょう。
バッテリー交換と水没時の洗浄は自分でできそうな気がしました。
ただ、分解して戻せない恐れもあるので分解好きな方以外には勧めません。
分解すると改造と見なされ、アップルのサポートが受けられなくなります。
破壊してもよければ一緒にiPhone分解しましょう!