岩手県の遠野に用事で行っていましたが、そこで水道の相談をされたので
さっそく現地を確認、材料調達の目途がついたので工事をしてきました。
山の一番上にある家のため、沢の湧水を水道として引いていました。
何てうらやましい!
主な悩みは次の2点でした。
1.降雨時に濁るため水が使えない
2.水圧が足りず、シャワーの勢いが弱い
1.降雨時の濁水の解決案
現状は湧水を導水して沢に流し、その水を沈殿ろ過して家に引き込んでいました。
湧水から直接家まで引き込むことで、沢の途中で濁水が入ることを防げそうです。
これで無理であれば、砂ろ過などを考える必要がありそうです。
2.水圧について
これも湧水から直接家へ引き込むことで、位置エネルギーをフル活用できそうです。
ということで、湧水から開水路になっている部分を配管接続します。
トータルで25m程度の配管接続工事です。
上流側取り合い部分
配管接続状況
【ろ過機の位置での水量の比較】
配管接続前
配管接続後 勢いがかなり強くなりました。
現状ではこのろ過装置で一旦開放となっており、圧力を逃がしているため
ろ過装置の入りと出を配管接続しました。
蛇口・シャワーの圧力が増し、満足して頂ける水圧になりました。
降雨時の濁水については、降雨時の様子を見て頂きます。
動力を使わずに自然エネルギーだけで使える水道、うちにも欲しいですね~。