暖房用の時計型ロケットストーブ製作記録

我が家は40年ですが、日本家屋的な作りとなっており、畳の下がコンクリートでなく土なため、あまり気密性はなくスカスカと思われます。

夏は良いかもしれませんが、冬は寒そうなので(4月でも辛かった(T_T))、家の中に熱源として時計型ロケットストーブを作ろうと計画しました。

 

夜な夜なインターネットや書籍で情報を集め、だいたいの構想を練ります。

(これだけで1週間くらい、あーだこーだ考えています)

そしてジョイフル本田で1日歩き回り、構想と材料を合わせま、フードコートで設計に問題ないか確認します。

その後ジョイフルに戻り、材料を購入します。これで一日終わります。

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【購入したもの】うろ覚えですが…。

・時計型ストーブ 5000円

・耐火レンガ製の筒 3000円分程度

・耐熱パテ(薪ストーブ用) 2000円

・パーライト(28L) 850円

・ペール缶×2 もらいもの

 

完成イメージをつかむために、材料を組んでみます。

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組んでみて問題がないようなので、レンガ筒に穴あけを行います。

ディスクグラインダーは持っていないので、ドリルにレンガ用のビットをつけてひたすら穴を開けていきます。

割と簡単に穴あけできました。穴あけ後、レンガ筒の水平と垂直を耐熱パテでくっつけます。

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耐熱パテが固まるまで、2日ほど待ちます。

 

次にホームセンターで購入したガルバニウム鋼板を万能はさみで切断して丸めて円筒にします。円筒の一つはヒートライザーの断熱用、もう一つは焚き口用になります。

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こんな単純そうな円筒を作るのに試行錯誤して、2つ作るのに3時間以上かかりました(;^ω^)

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円筒をストーブのヒートライザー部分(垂直部)にセットします。だんだんと完成が見えてきます。

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レンガ筒と鉄板の間に断熱材としてパーライトを詰め、隙間を耐火モルタルで埋めます。

耐火モルタルは、庭に転がっていた壊れた羽釜で練りました。この程度ならバケツでも練れると思います。

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ヒートライザーの上部を耐火モルタルで埋めていきます。

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その他の隙間も残りの耐火モルタルで埋めていきます。

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ヒートライザーを包む鉄板の外側にペール缶を2個つないだものを被せて

時計型ストーブの天板を載せます。

焚口にも鉄板の円筒を載せて、ひとまず完成!

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一応完成したものの、雨が続き燃焼試験ができませんが待つこと2週間、ようやく晴れ続きになったので燃焼試験を行います。

夏の炎天下にストーブの燃焼試験なんてやるもんじゃありません。

汗がどんどん流れて水分が奪われていきます。

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焚口の筒は装着すると、焚口で炎上してしまうので取り外しました。

接合箇所が甘く、所々から煙が漏れました。けっこうモクモクしたのですが、隙間を耐火モルタルで埋めるなどで改善すれば使えそうなので、ひとまず本日の燃焼試験は終了。暑くてこれ以上はやっていられません。

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外側のペール缶部分の温度は193℃です。太陽もギラギラしているのでより熱くなっているのかもしれません。

 

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時計型ストーブの蓋を耐熱ガラス窓付のものに取り換え、中の炎が見えるようにしました。この炎のゆらめきが冬の寒い季節にじんわりと心を暖めてくれると信じています。

(耐熱ガラス窓は2000円程度)

 

このストーブは室内で使用するつもりなので、一酸化炭素で逝ってしまわないように警報器でも付ける予定です。

夏にこれ以上やる気にはならないので、煙突工事は秋になってからやるつもりです。

暖房用の時計型ロケットストーブ製作記録” への2件のコメント

  1. こんにちは。
    はじめまして。
    ロケットストーブを検索していたらこちらを見付けました。

    さて、時計型ロケットストーブ化で使用されている「耐火レンガ製の筒」ですが、
    どこで入手されたのでしょうか?
    探してみたものの見つかりませんでした。
    メーカやサイズがわかれば教えて頂けないでしょうか?

    簡易版は作ってみたものの、1ヶ月ほどでヒートライザーがメルトダウン。
    まぁステン製とはいえ、所詮単なる煙突材なので仕方ないですが・・・
    今年は強化版を製作してみようかともくろんでいます。

    耐火レンガも結構重いですし、なるべく軽量にしたいのですが、
    なかなか、これといった素材が無いのですよねぇ。

    よろしくお願いします。

    • しん さん

      コメントありがとうざいます。
      耐火レンガ製の筒はジョイフル本田(宇都宮)にて販売していたものです。
      商品名は「キューブポット」で、140mm×130mm×230mm(高さ)のものが税込518円でした。

      重量についてのお悩みはお察しします。
      この「時計型ロケットストーブ」も、組み立て後は一人で持ち上げるのは難しい重量になっているので
      めったなことでは動かせないものに仕上がってしまいました。

      軽量化のために、ヒートライザー部に素焼きの土管を使うことも考えましたが
      ジョイフルではφ75mmの土管しか売っていなかったため、使うのをやめた経緯があります。

      角型鋼をヒートライザーに採用しているストーブも見たことはありますが、レンガよりは軽くできるかもしれません。
      これは加工に手間がかかりそうなので当方では使うのをやめました。

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