車で移動することが多いので、たまに飛び石を受けることがあります。
この傷の飛び石は結構車に衝撃があったので、傷を見つけた時はがっかりしました。
そこまでヒビも大きくないし、何とかならないかなー、と探していたら
ガラスのリペアキットというものが売っていたので、即買いしました。
日本語の取説もついていました。多少日本語は怪しいですが・・・。
大まかにいうと紫外線で硬化するプラスチックをガラスのヒビに流し込む作業です。
取説に沿って作業を行います。Youtubeにも参考動画があります。
※ヒビの状態によってはリペアできない、作業中にガラスが全部割れるなどが起こることがありますので、リスクを承知の上でお試しください。
1.傷の中心部をほじほじする
ピン(自家用品)でヒビの中心をグリグリしますが、ビビッて大胆にはできません。
2.補修セットを貼りつける
まず、傷の部分を空けた両面テープを貼ります
両面テープの紙を剥がし、注ぎ口を貼ります
裏側
3.プラスチック(レジン)を流し込む
紫外線で硬化するプラスチック(レジン)を流し込むので、日陰に移動します。
日が当たる場所で作業すると、流し込んだそばから固まるので失敗します。
こんな感じで注ぎ口からレジンを流し込みます。
気泡ですぐに一杯になるので、つまようじで刺しながらやりました。
4.真空引き
付属のシリンジ(注射器)で負圧にします。
引掛ける溝がシリンジについているので、そこまで引いて固定します。しばし放置。
5.加圧する
真空引きの後は逆に加圧します。
これもシリンジに溝があるので、そこまで押し込みます。しばし放置。
こんな感じで、ヒビの中にレジンが入っていきます。
なお、両面テープをしっかり貼らないと加圧の際にレジンが漏れます。
次の作業は日の当たる場所でやる必要があるのですが
このへんで日が暮れてきたので、作業は翌日へ・・・。
6.ヒビの表面にレジンを塗る
表面の傷を覆うために、付属のフィルムを使ってレジンを塗って広げます。
すぐに硬化させるので、日なたに15分くらい放置して硬化させます。
硬化後。何だか結構ヒビがわからなくなっています。
最後に表面をカミソリで削り落としておしまいです。
余分なレジンを削り落とす際に曇ってしまうようなので、こんな出来上がりです。
ヒビ修理前
修理後
まあこんなもんですが、目立たなくなったので自分的には満足な出来です。
これで車検が通れば言うことなしです。