最近木工DIYをしていると鼻がムズムズすることが増えてきました。
花粉症が続くような感覚で快適ではないので、これまでずーっと工房の集塵を強化したいと思っていました。
キッカケは知り合いの木工職人の工房を訪ねた時でした。
工房には集塵システムがあり、作業の際の木くずをホース等を使ってうまく集塵しており、快適そうな作業環境でした。
これまでうちの工房では、掃除機にサイクロン集塵機をつけてホースをつけていましたが、ホースは一本だけなので工具の付け替えの際に面倒でした。さらにホースも細いため、大きな木くずの場合にはホースが詰まり清掃が面倒でした。
最近工具も色々増やしたので、集塵システムを作ろうと思い立ちました。
そして低予算で。。
作業の手順としてはこんな感じです。結構ありますね・・・
1.器具のレイアウトを決める
2.集塵フローを決める(随時修正しつつ)
3.配管レイアウトをおおよそ考える
4.材料を用意する
5.仮組み
6.接続
7.試運転、修正
こんな流れて
1.器具のレイアウトを決める
工房内の器具の配置を決めます(おおよそ)
これを決めないとホースや配管の長さが決まりません(進まない(笑))
あれやこれや考えて、また別な日にも考えてようやく決まりました…
2.集塵フローを決める(随時修正しつつ)
ずっと色々考えてましたが、器具の配置を決めたらフローも決まります
このフローには大まかな材料も書き込んでおきます
(どこまで配管で、どこからホースか、切り替えバルブの位置、口径など)
3.配管レイアウトをおおよそ考える
実際にフローと工房を見比べて、どのくらいの材料が必要か考えます。
大体決めて材料を発注して、足りなければ買い足すスタンスで進めました。
4.材料を用意する
主に用意したのは、塩ビ管(50A、40A)、配管固定バンド、ホース(50A、25A)、切り替えバルブ、ビニルテープなどです。
ところどころ集塵具合が見えるように透明な継ぎ手を使用しました。
一番高かったのは50Aホース×5mで5000円でした。
切り替えバルブは貯めていた在庫があったので、買ったのは1個だけでした
5.仮組み
塩ビ管を端っこから組んでいきます。
自分のお望みの形になっているか確認します
ここまで来ると形が見えてきて、やる気が出て作業も進みます。
6.接続
仮組で問題なさそうだったので、塩ビ管を接着剤で接続していきます。
今回は縦方向の配管は接着していますが、横方向は
配管が詰まった時に掃除しやすいように接着していません。
足りない材料も出てくるので、時々ホムセンに行きます。
配管とホースは大体径が合うものを用意して、ホース側にビニルテープを巻いて配管に差し込めるようにしています。あとは適当に・・・
7.試運転、修正
実際にお試し運転です。ドキドキの瞬間です。
バルブを切り替えると離れた場所の木くずも吸ってくれます。
気になるカンナ系の木くずも吸ってくれています、良かった!
ということで、集塵システム完成しました!
ようやく長年漠然としていたものを形にできました。
うまくいかない箇所は随時作り替えていきます、これがDIYの魅力ですね~